味岡伸太郎 Digest 1949-2008年、以後はブログをご覧下さい。 |
|
1949 / 愛知県豊橋市生まれ |
「美術に係わることでデザインが大衆に迎合しない。デザインに係わることで美術が社会との接点を見失わずにすむ。美術とデザインが造る山の稜線上を歩け。どちらへ足をとられても谷に落ちる」日本の現代美術のパイオニア山口長男からなげかけられた言葉が活動の基準になっている。現在は精神的にも、物質的にも自然を主題にした美術。タイプフェイス。タイポグラフィを主にしたグラフィックデザイン。建築のデザイン等を並行して続けている。 |
1964頃 、グラフィクデザインに興味を持つ。 |
1972頃、 美術、書にも興味を持つ。 |
1972 / 兵庫県北条市の五百羅漢写真展。 |
●カリグラフィ |
1975 / 1976 / 1977 / 墨人展(書)出品。書家井上有一を知る。以後、折に触れカリグラフィを制作。 |
墨人展出品作 | 般若心経 | |
●ドローイング/軌 | ●カリグラフィ |
●カリグラフィ |
デザイン 祖父江慎 |
●カリグラフィ | ||||
1975 以後、山本宏務写真集のデザイン。 | ||||
●エディトリアル | ||||
1978 / ドローイング個展。 | ||
●ドローイング/軌 |
1979 /抽象絵画のパイオニア山口長男を知り、本格的に美術を始める。 |
1979 / 現代日本美術展出品。 |
1980 / 東京での初個展。 |
●ドローイング/軌 | ||||
1982 / 折り紙の習作を元にした衣装による舞「神座」の 演出・舞台衣装・グラフィック。 | ||||
●ドローイング/折 | ||||
1984頃、木石などを使用したオブジェの制作を始める。 | ||||
●立体/転 | ●立体/貫 | ●立体/張 |
1984 / かな書体「小町」「良寛」の写植文字板化、 以後「行成」「築地」「弘道軒」の5書体、13バリエーション、 合計65書体を制作。以後、全てのデザインで自作のタイプフェイスを使用する。 |
||||
●小町・良寛 | ●かなシリーズ | |||
1985 / 文字の百花展(東京・伊東屋)。 | ||||
●グラフィック | ||||
1985 / カリグラフィを担当した広島ワールドカップマラソンのポスターによりクリオ賞 | ||||
●カリグラフィ | ||||
1988 / 静岡県三ヶ日町のミニ再開発「四辻坂」のプロデュース。 商環境デザイン賞・奨励賞 / 中部建築賞 以後、建築・家具のデザインを始める。 |
||||
●建築/鉄骨・RC他 | ●建築/木造 |
●家具 |
「四辻坂」のロゴタイプはタイポグラフィ年鑑ベストワーク。 以後、連続受賞。直線を多用するロゴタイプの制作が始まる。 |
●ロゴシンボル |
自作のタイプフェイスやロゴタイプを使用したパッケージなど | ||||
●パッケージ | ||||
1990頃、土を使ったインスタレーション・平面作品の制作を始め、 国内外の美術館・ギャラリーで発表。 |
||||
●土に依る仕事/層 | ●土に依る仕事/譜 | ●土に依る仕事/丘 |
1990 / WAVE OF ENERGY / 富士山麓、山梨県上九一色村 | ||
●土に依る仕事/分 | ||
1991 / 「無冠の表現回路 エコロジーアートへ」展 / 名古屋電気文化会館 | ||
●土に依る仕事/標 | ||
1992 / 「自然との対話・自己との対話」 / 稲沢市荻須記念美術館 | ||
●土に依る仕事/掘 | ||
1992 / 1996 / Galerie Tiller、ウィーン | ||
●立体/張 | ||
1992 / かな書体「小町」「良寛」以後のファミリー完成。 「味岡伸太郎かなファミリー」発行 。 |
||
●小町・良寛 | ||
1992 / モニュメント / 愛知県立豊橋西高等学校 | ||
●立体/割 | ||||
1993 / 土染めによる茶室「誠実庵」 | ||||
●土に依る仕事/穹 | ||||
1994 / 日本タイポグラフィ年鑑ブックデザイン。 | ||||
●エディトリアル | ||||
1994 / 「日本のデザイン-1950年以来」展 アメリカ・フィラデルフィア美術館 (1950年から1994年の日本の家具・家庭雑貨・電化製品から ポスター・パッケージ・工芸・ファッションまで、 多岐にわたる美術的価値と歴史的に意義のあるデザイン300点による展覧会) |
||||
●パッケージ | ||||
1995 / 日本タイポグラフィ年鑑・大賞 | ||||
1995 / 年鑑日本のタイポディレクション1994 会員銅賞 | ||||
●グラフィック | ||||
1997 / 表出する大地展 / 広島市現代美術館、広島 | ||||
●土に依る仕事/解 | ||||
1998 / 「日本画」純粋と越境・90年代の視点から / 練馬区立美術館、東京 |
1999 / 日経デザイン賞 |
●グラフィック |
1999 / 星野昌彦句集「玄冬考」。以後、4冊の句集をデザイン。 | ||||
●エディトリアル | ||||
2000 / 市制50周年記念 アートでたんけん!絵画の世界へ / 刈谷市美術館 / 愛知・刈谷市 |
●土に依る仕事/順 |
2000 / 地域の祭「花祭」を取材した「神々の里の形」著 。 | ||||
●エディトリアル | ||||
「神々の里の形」の出版を切っ掛けに地域の記録を残すための出版社「春夏秋冬叢書」を設立。 | ||
B6、250〜300頁、ハードカバーの書籍を春夏秋冬に一冊、年4冊出版する。 | ||
●エディトリアル | ||
2001 / 第1回TypoJanchi:ソウル・タイポグラフィ・ビエンナーレ (世界のデザインを刺激した約100名のデザイナーを選抜。 日本からは10名が招待。日本側選考浅葉克己) |
||||
2001 / 新しい書体創りをめざして、デザイングループFONT1000を結成。 現在メンバー約30人。販売フォント約100書体。 |
|||
●FONT1000 | |||
2003 / 季刊雑誌「そう」を発刊。 | ||||
●春夏秋冬叢書 | ||||
2003 / 季刊雑誌「そう」料理特集のために器の制作を始める。 | ||||
●陶 | ||||
2003 / NATURE WONDERLAND 2003 / 愛知こどもの国 |
●立体/配 |
2003 / 「山頭火を歩く」著 。 |
●山頭火を歩く |
2004 / アートフォルム佐鳴湖VIEWのエントランスデザインと彫刻。 |
●建築/鉄骨・RC他 |
2004 / 「三遠南信祭紀行」著 。 |
●三遠南信 祭紀行 |
2003 / タイプフェイス「楷」発表。 | ||
●楷 | ||
|
2004 / タイプフェイス「方眼」発表。2005 / タイプフェイス「方縦」発表。 | |||
●方眼 | ●方縦 |
|
2005 / 各界、50人のクリエーターによる心を包む展。 | ||
●方眼 | ||
2006 / 韓国パジュ出版都市アジア出版文化情報センターにおける 「東アジアブックデザイン展2006」に 日本の20人のブックデザイナーとして招待出品。選考杉浦康平。 |
||
2007 「花頌抄」、「形の旅」出版 | ||
●花頌抄 | ●形の旅 | |
●2008年味岡伸太郎展 |