●デザイン略歴   → ART 略歴

「美術に係わることでデザインが大衆に迎合しない。デザインに係わることで美術が社会との接点を見失わずにすむ。美術とデザインが造る山の稜線上を歩け。どちらへ足をとられても谷に落ちる」日本の現代美術のパイオニア山口長男からなげかけられた言葉が活動の基準になっている。現在は精神的にも、物質的にも自然を主題にした美術。タイプフェイス。タイポグラフィを主にしたグラフィックデザイン。建築のデザイン等を並行して続けている。





1949 / 愛知県豊橋市生まれ

1984 / かな書体「小町」「良寛」の写植文字板化、以後「行成」「築地」「弘道軒」の5書体、13バリエーション、
合計65書体を制作。写植として印刷物に広く使われている。
現在もコンピューターを使用する最新のシステムDTPポストスクリプト対応のかな書体の制作。
現在までに79書体が完成している。
1985 / 文字の百花展(東京・伊東屋)
1985 / カリグラフィを担当した広島ワールドカップマラソンのポスターによりクリオ賞
1987 / 日経金融新聞題字コンペに参加、採用。
1994 / 「日本のデザイン-1950年以来」展 アメリカ・フィラデルフィア美術館
(1950年から1994年の日本の家具・家庭雑貨・電化製品からポスター・パッケージ・工芸・ファッションまで、
多岐にわたる美術的価値と歴史的に意義のあるデザイン300点による展覧会)
1995 / 日本タイポグラフィ年鑑・大賞
1995 / 年鑑日本のタイポディレクション1994 会員銅賞
1999 / 日経デザイン賞
1985、1989、1991、1992、1994、1995、1997、2000、日本タイポグラフィ年鑑 ベストワーク受賞
1976〜1980、1984〜2001年版、日本タイポグラフィ年鑑。1986年版、ニューヨークタイポグラフィ年鑑。
1989〜2000年、年鑑日本のタイポディレクション。日本のタイポグラフィックデザイン1925-1995、THE TYPEBANK、世界のシンボルマーク、等に収録。
1973 / 全商美イラスト展・奨励賞
1982 / 舞「神座」のための舞台衣装をデザイン
1988 / 商環境デザイン賞・奨励賞 / 中部建築賞
1990 / 商環境デザイン賞・佳作賞
2003 / タイプフェイス「楷」発表
2003 / 季刊雑誌「そう」料理特集のために器の制作を始める。
2004 / タイプフェイス「方眼」発表。2005 / タイプフェイス「方縦」発表。
2005 / 各界、50人のクリエーターによる心を包む展。
2006 / 韓国パジュ出版都市アジア出版文化情報センターにおける「東アジアブックデザイン展2006」に日本の20人のブックデザイナーとして出品。

著作
1985 THE TYPEBANK(共著)発行 朗文堂
1992 味岡伸太郎かなファミリー リョービイマジクス株式会社
2000 神々の里の形 グラフィック社
2003 山頭火を歩く 春夏秋冬叢書
2004 三遠南信祭紀行 春夏秋冬叢書
2007 花頌抄(生花と俳句・共著) 春夏秋冬叢書
2007 形の旅 春夏秋冬叢書

1985 中央美術学園 非常勤講師
1994〜 愛知大学 非常勤講師

東京タイポディレクターズクラブ 会員
日本グラフィックデザイナー協会 会員