▼2014-09-03 13:52 帽子屋さん開業… ? 土染めの布の茶室の補修の途中でミシンが壊れてしまった。しかたなく、新しく購入。それが切っ掛けで、しばらく中断していた帽子作りを始めた。 記念すべき… ? 復帰第一号… ? しばらく、既製品の帽子も使っていたが、やはり、出来は悪くても、自作の帽子にはかなわない。 第二号友人の服飾デザイナーから、端切れを大量に頂いた。上質の布な上、種類も豊富で楽しみだ。 鍔の芯には、ドローイングに使用した、綿キャンバスの端切れを使う。丸めて、ポケットに入れても大丈夫だ。 ミシン目は以前と同じで少しも成長しないが、いつものように、気分とミシンの調子だけは最高で、大量生産の気分が整ってきた。第三号は、今日の朝飯前に下ごしらえのパッチワークを仕上げた。この生地を合わせる楽しみがあるから、帽子作りが続けられる。 帽子の型紙は一つだけ。すこぶる不器用なので、私の頭にピッタリのものしか作れない。 ▼2014-09-08 17:47 帽子作り快調 家族は、どうせすぐに飽きると冷ややかだが、帽子作りが快調だ。このところ、夕食後に始めて、寝る前に一つと作り続けている。だいぶたまってきた。 こんな事ばかりブログに書いていると、ヒマなんだと思われそうだが、そんなことはない。 長い時間がかかってしまったが、新しい明朝体の制作はいよいよ、本気で終わらせなくてはならない。(これまでだって本気なのだが、なかなか終わらないのだ。) 木漏れ日茶会の準備をしなくてはならないし、11月の個展の準備もしなくてはならない。今回の作品はまもなくブログで紹介しようと思うが、様々な素材を使用した立体を並べる。それを素材にした版画集も現在制作中だ。 来年1月の陶磁美術館の平面作品は、153 x 146cmを12枚ドローイングする。平面作品に使用した土で、抹茶茶碗を48成形しなくてはならない。 これらは全て、個人の仕事だ。事務所や、出版社の仕事もしなくてはならない。執筆や頼まれごともたまにはある。昨日も、日本デザイン書道大賞の審査を終えたばかりだ。 そのうえ、湯谷の家の雑草は天候不順にも関係なく、秋だというのに伸び続け、草刈りは絶え間ない。いくら俄百姓でも、たまには見てやらなくては、野菜だってスネてしまう。やることだらけだ。と、言っているのに、嫁さんは「全て自分で忙しくしているのだから、自業自得だ」と、相手にしてくれない。 ▼2014-09-22 16:37 帽子 新作発表 帽子作りの手が止まらない。とにかく、ひまさえあれば作っている。ひまはなくても、むりやり、時間を作っている。問題は、最近、外出時に帽子選びに時間がかかること。ただでさえ、帽子作りに時間が取られているのに、どこかに、矛盾があるのだがノ しかし、帽子作りは無性に面白い。おそらく、いただいた端布を使っているからだろう。二つと同じものは作れない。小さな生地しかないから、どうしてもパッチワークにならざるをえない。どうしても、手間暇がかかる。 始めに作るものの結果が見えないのもいい。端布をどう生かすか、それだけ考えればいい。効率のことなど入り込む余地はない。と、こんなことを、考えながらこの3週間作り続けている。とりあえず、2014年、秋の新作帽子コレクション発表 とにかく、誰かに見せびらかしたくて、しかたがない。いつものことだが困ったものだ。