▼2013-05-27 豊川沿岸の野草料理の会 豊橋から山荘までの豊川沿岸の山野草加えて、豊川沿岸の野草料理の会をこれから四季に一回開催することにした。三年間続けると計12回。つまり、一年12ヶ月の山野草を全て体験することができる。それを一冊の本に纏めようと思う。 料理人には山野草研究家 ゲーテ高橋氏と食・酒・旅 探求家 露久保瑞恵氏にお願いした。器は私の担当である。 第一回を5月25日に開催。先は長いがゆっくりと、楽しみながら続けていこうと思う。 第一回とあって、お客さんも想像以上が訪れ、料理も頑張りすぎ、量も数も作りすぎて、準備に調理に撮影にと頑張り過ぎて、疲れてしまった。 料理の一部を紹介しよう。 桑の葉のドルマ/ギシギシと三つ葉の生春巻 赤芽柏の蕎麦味噌 美しくて、美味しい料理をありがとう。山野草の可能性に期待もふくらみました。それにしても疲れた。 それもその筈、写真は当日使用した器の全て。洗い終わって、参加者一同、その量に改めてビックリ。皆様、お疲れさまでした。 ▼2014-10-20 17:32 野草料理の会 毎回、一週間前の土曜日に、野草採取し、それを調理せずに試食する。この10月25日(土)で7回目になるが、一年の内、野草の少ない季節のようだ。今回は野草らしいものが少なかった。 先週の土曜日の試食では、秋らしく実や根菜が多かつた。あけびの実は皮の部分を試食した。 胡桃は、始めて木になっているのを見た。 田螺も、久しぶりだった。 全く、臭みもなく、ガッカリするほど普通の貝のような味だった。昔食べたときもこんな味だったのか、どうにも、おもいだせない。どんな料理となって出てくるのか楽しみである。今回の野草料理は、もちろん野草らしいものもあるが、それだけでなく食べたことはあるが、こんな所は捨てていたという部分を口にすることになりそうである。 ▼2015-03-11 12:12 「豊川沿岸の野草料理」の会 豊橋市から湯谷温泉までの道中で見かける野草を採取し味わおうと、2013年の5月から初めた「豊川沿岸の野草料理」の会も2015年の1月で8回を数えた。四季に1回、毎年の開催月をずらし、3年で1年12ヶ月全ての野草を味わおうという企画だ。その記録の一端は「そう」の41号から「野草料理」として連載が始まっているので、読者の皆様もすでにご存知だろう。 料理人は、山野草研究家「ゲーテ高橋」さんと、食・酒・旅探求人「露久保瑞恵」さん、器は私が制作したものを使用する。一筋縄にはいかない野草をどのように調理するか、達人2人は、毎回頭を悩ませ、腕をふるっていただいている。 1週間前の土曜日に、野草を採取、試食し当日に挑んでいる。第8回目の試食会は1月17日。朝9時に岩田運動公園の駐車場に集合。いつものように野草を摘みながら、新城市の旧鳳来町湯谷温泉にほど近い私のアトリエに向かった。 多米峠近くの林で平茸を採取していると、突然、すぐ隣の大木が倒壊、ガードレールを壊し道路の片側を封鎖した。 瞬く間に渋滞が始まり、行き掛かり上、110番、しばらく交通整理をするハメになってしまった。適当に交通整理を終え、湯谷温泉に向かう途中で現場に向かうのであろうパトカーとすれ違う。サイレンも鳴らさず、実にのんびりしたものだった。 昼近くにアトリエ到着。今日の収穫は春の七草は予定通り、だが、真冬だというのに、平茸、榎茸、木耳と三種類の茸が採れた。特に、平茸は危険も一杯だったが、大豊作。 さっそく試食会。とは言っても、囲炉裏に炭を熾し、土鍋で湯を沸かし、採ったばかりの雑草をさっと湯通し、味を確かめ、当日の味わい方を話しながら、正月の残りの餅を囲炉裏で焼いて腹を満たすだけ。 しかし、人はそれだけで充分に幸せになれる。不慮の災害に遭遇しても、野草と炭水化物があれば、生きていけるとおもうのだが、いつまでたっても、食べられる野草が覚えられない我が身は、達人2人付きでないと生きられず、できることといえば、腹の足しにもならない器作りだけとだらしない。 当日は、スタッフを含め、毎回20人ほどが参加する。平均して、野草10種類、約20種の料理が並ぶ、野草特有の苦味が好評で、毎回名古屋から参加する方もいる。