ブログ 美術 2011素材の冒険展

▼2011-06-07 10:54
素材の冒険展
夏休み企画展「素材の冒険」 2011/7/1[金]-8/28[日]
会場 豊橋市美術博物館 2階展示室



豊橋市美術博物館での夏休み企画展「素材の冒険」では、様々な素材を使った収蔵作品を展示する。私の土の層の作品3点も出品される。
 それとは別に、一室を使って私の立体の仕事が特別展示される。いずれも小品ばかりだが20点を超えるだろう。もっとも古い作品は25年以上前のもので、この間、土、枝、木材、麻縄、石、鉄、アルミニウム、ブロンズ、鉛、陶と、実に様々な素材を使ってきた。行為はこの25年間ほとんど同じようなことの繰り返しだが、素材が変わることで結果の形は変化してきた。個展の度に新作を発表してきたため、小品といえども25年間の仕事をまとめて見るのは、私としても初めてのことになる。ここ数日、楽しんで作品を選んでいる。
 また、期間中の8月9日には夏休みワークショップも行う。タイトルは「土の色で遊ぼう」豊橋公園で土を採取し、子供たちと絵を描く。豊橋市美術博物館での、まとまった展示も初めてなら、ワークショップも初めてとなる。私の土の層の作品の出品も今年2度目。これまで、近代の美術以外には目もくれなかった美術館の、最近の変化に驚いている。おそらく、ほとんど免疫のない豊橋の観客の目に、私の作品はどう映るのか楽しみ半分である。


▼2011-06-24 16:40
素材の冒険展

豊橋市美術博物館「素材の冒険」展の飾り付けが終わった。約30年の間に制作した、立体の小品を中心に24点ほど並べてみた。通常のギャラリーの展示とは違い、ガラスケースの中にある作品は少し違って見える。いつも隣にあったものが、突然作品になってしまったという感じだ。30年もの時間の経過を振り返るよい機会にもなる。手元になかった作品の幾つかは、再制作も試みた。同じコンセプトでの制作だが、少しは結果が違う。そんな微々たる歩みを是非ご覧ください。







「素材の冒険」展は、豊橋市美術博物館2階常設展示室5室全てを使った展示だが、私の特別展示は最後の第5展示室。
それとは別に、第4展示室に、平面の収蔵作品3点も並んでいる。